プロバイダメールが使いたいときの続きです。
docomoあてのメールを「ぷらら」に中継してもらって送ろうとしたところまでが前回でした。で、実際やってみたところ、それだけではうまくいかなかったので、やったことの記録メモです。
まず、戻ってきたエラーはこんな感じ。
status=deferred (host email.mail.plala.or.jp[58.93.255.113] refused to talk to me: 421 msa02a.plala.or.jp connection refused from [x19.x17.x01.x74])
『私に話しかけないで(refused to talk to me)』って、どんだけ高ビーな女なんだ!
それがひと段落すると今度は、これ。
status=deferred (delivery temporarily suspended: host email.mail.plala.or.jp[58.93.255.113] refused to talk to me: 421 msa02a.plala.or.jp connection refused from [x19.x17.x01.x74])
『混んでるからちょっと待っててや(delivery temporarily suspended)』って、どこの関西商人やねん!
ま、こんな感じです。docomoに直接 deferredされない代わりに、ぷららに deferredされちゃってます。これじゃどうしようもないので、こちらの Postfixの設定を変えることにします。
# e /etc/postfix/transport docomo.ne.jp docomo-smtp:[email.mail.plala.or.jp]:587 .docomo.ne.jp docomo-smtp:[email.mail.plala.or.jp]:587
# e /etc/postfix/master.cf docomo-smtp unix - - n - 1 smtp -o smtp_destination_concurrency_limit=1 -o smtp_destination_recipient_limit=1
# postmap /etc/postfix/transport # /etc/init.d/postfix restart
main.cf内に「transport_maps = hash:/etc/postfix/transport」があることは前提。
これで、docomo の smtp に限り、一度に1つしかメールを送らなくなるはず。(これをやっておかないと、効率重視で、複数プロセスが同時並行的に1コネクションにメールをギュウギュウ詰め込んで送ることになるので)
こんなに手厚く対応するなら、なにもプロバイダメール(ぷらら)じゃなくて、Gmailでいいんじゃないの、という疑問が沸々と湧いてきておりますが、もう少し様子をみてから「ぷらら」を解約するかどうか決めます。