WordPressのAuto機能は一見便利なようですが、入力したHTMLのタグを勝手に取ったり変換したりしてくれるので、細かいことをやろうとするとすごく不便です。ちょっとした JavaScriptや Flashを入れようと思っても、普通の状態だとタグが変換されて思うように動きません。

■ InsertMetaShortCode

そこで活躍するのが『InsertMetaShortCode』というプラグインです。リンク先から ZIPをダウンロードしてきて、サーバの WordPress/wp-content/plugins/ に解凍したフォルダをコピーして、プラグインを有効化すると使えるようになります。

■ 使い方

入れたいHTMLをカスタムフィールドに登録します。例えば、カスタムフィールドの名前を『pics』として、値をこのようにします。

<script type="text/javascript">
jQuery(function($) {
  $('.pics').cycle({fx: 'all'});
});
</script>

それで、このHTMLを入れたいところにこう(↓)書くと、カスタムフィールドに登録されたHTMLが変換なしで挿入されます。([と]は半角を使うこと)

[insert_meta key=”pics”]

■ 参考

プラグインのソースはたったこれだけです。たったこれだけでも汎用なのでテーマに入れるわけにはいかないし WordPress本体のソースにくっつけておくわけにもいかないし、プラグインにせざるを得ないんですね。ま、マイセレクト・プラグインを作って、その中にこの類を全部ぶち込むというのが正解でしょうけど。

function insert_meta_func($atts) {
  extract(shortcode_atts(array(
    'key' => '',
  ), $atts));
  return post_custom($key);
}
add_shortcode('insert_meta', 'insert_meta_func');

ショートコードAPIを使う典型例ですね。もっと詳しい例がほしければ、WordPress日本語のドキュメント(ショートコードAPI)をあたればいろいろと載ってます。

■ Satake Studioでは

このプラグインは導入済みです。JavaScriptでもなんでも書けてしまうので、使用方法には十分注意してください。

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